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会長挨拶

会長_糸山英太郎

今年も新年度を迎えて、街中にフレッシュな新入社員の姿を多く見かけるようになりました。近年急速に失業率が低下して、特に新卒の就職事情は完全に売り手市場となっており、多くの企業が新入社員の争奪にしのぎを削る状況になっているそうです。

そんな時に多くの企業の中から我が社を選んで入社してくれた新入社員の諸君には心から感謝したいと思います。これからの人生は山あり谷ありで決して平坦で楽な道のりではないと思いますが、常に前向きな気持を強く持って困難を乗り越える地道な努力を続けていって下さい。私の長い経験から申し上げても、そうした努力の積み重ねは必ず諸君に輝かしい成功をもたらしてくれると確信しております。今後の諸君の活躍を心より期待しております。

さて今、世界ではイスラム国を始めとするテロ組織の活動や隣国北朝鮮によるミサイル発射実験などの威嚇行為が活発になっており、片時も目が離せない状況となっております。またイギリスのEUからの離脱やアメリカのトランプ新政権の目指す自国第一主義が、世界経済に与える弊害も心配されております。

一方、国内においてもアベノミクスの一環として実施された異次元の金融緩和政策も完全に行き詰まりを見せており、物価や賃金の上昇率も限定的で、逆に国民の財布の紐はかえって固くなってしまった感があります。私に言わせればアベノミクスは完全に失敗したといっても過言ではありません。銀行の預金金利がほとんどゼロで賃金アップも限定的、さらに高齢者の増加による医療費の増大、将来の年金不安など、どれを取っても明るい未来は見えてこないのが現実です。これでは国民が安心して消費する環境とは言えません。

国債を始めとする国の債務は1,000兆円を超え、日銀が360兆円余の国債を保有しているという異常事態となっております。私が現役の国会議員であった当時から高速道路を始めとする道路網の整備やダム建設などに多額の国債を発行してインフラ整備を行ってきた経験があります。当時の日本に比べれば、現在は飛躍的に便利になった生活を国民は送っているわけですが、その便利さと引き換えに国の債務が1,000兆円を超えようとしている現実を考えると、果たして我々の行ってきたことが本当に正しかったのか疑問です。しかし時間を巻き戻すことはできませんので、何とか今の悪循環を断ち切って正しい経済政策や外交を政府に求めたいと思います。

勿論当社においても創業以来守っている無借金の健全経営を引き続き継続して、将来の不安のない会社として益々多くの人から信頼を得られるよう、これからも全社員一同一丸となって社業に励む所存であります。どうか変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。