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会長挨拶

会長_糸山英太郎

今年も新年度を迎え今年はどういう年になるのかいろいろと思いを巡らせる時期になりました。
昨年度はアメリカのトランプ大統領の打ち出す経済政策が市場に支持され日米ともに株高円安で推移して、日本経済にとっても有利な状況が生まれました。しかし、今年に入ってアメリカの目指す自国第一主義と中国の推し進めるグローバリゼーションに端を発した米中の貿易摩擦問題が表面化し、世界的にその影響が懸念される事態となり株価も下落し円高傾向にもあります。今後どのような展開をするのか一瞬たりとも目が離せない状況に変わりはありません。

一方国内に目を転じますと、世界経済の好調さに恵まれて業績予想を上方修正する企業も多く見受けられますが、長期にわたる低金利政策によってお金は余っているのに国内における新たな魅力ある投資先の不足と慢性的な人手不足が今後の日本経済の足を引っ張る懸念が生じております。財政においても益々加速する高齢化は社会保障費の増大や将来の年金不安を招き、国民が安心して消費するムードには程遠く、物価上昇率の目標値である2%も達成できないでいる状況に変化はありません。

私の私見としましては、今後の日本が生き残っていく道は最近急速な発展を見せているAIの技術を日本独自の応用力を駆使して、幅広い分野で実用化する事だと思います。そうすれば飛躍的な生産性の向上を成し遂げ、今の人手不足を一気に解消して余りある発展を遂げることができると確信しております。人手不足を逆手に取って、今まで人がしていた事をAIがしてくれれば人が少ない分企業は利益を得るし、人も収入が増える構造となるでしょう。

戦後の日本は絶えず厳しい環境を強いられてきました。そうした環境の中で資源も国土の広さも無いこの国が発展できたのは、我々の先輩たちが絶えず血のにじむような努力と工夫を積み重ねてきたからに他なりません。今後も日本が今までのように世界の中でも有数の経済大国としての地位を保っていけるかどうかは偏に健全な人材の育成にかかっております。

この度、縁あって我が社に入社された皆さんにも是非我が社を支える人材に育って、この会社を未来永劫存続させて頂きたいと思います。諸君の活躍いかんによって、この会社や日本の将来の運命が決定されると言っても過言ではありません。どうか精一杯努力して悔いのない人生を歩んでください。私も命ある限り、諸君に負けないように一日も努力を惜しまないよう精進を続けていく所存であります。

今期で第87期を迎える新日本観光でありますが、創業以来守っている無借金の健全経営を引き続き継続して、益々多くの人から信頼を得られるよう全社員一同一丸となって社業に励む所存であります。どうか変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。